雄鉾岳登山とクマにまつわるエトセトラ

やっほー!ゆきこだよー!しげちゃんオマージュが決まったところで今回のオシャボスタートです!

オシャボってなんだべ???って思った方はぜひ、はじめからどうぞ!

登場人物紹介ページを作りましたのでこちらも是非!

クマまつりYouTubeあります!

ネットショップあります!

大人気増田さんLINEスタンプあります!

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昨日は近況報告だけてすごいことになってしまったので、今日はやっとクマまつり振り返り!

クマまつりの振り返りいつまでやってんだ!!!!

その前に宣伝。

今年はkodamadoで月一ポップアップショップをやることにしたよー!のやつです。

Instagramや公式LINEではお知らせしていてオシャボでご紹介できなかったのですが、

3月の第二弾【BEAR,SALMON & BOOK 熊と鮭と本】
kodamado & ARAMAKI & BACKWOOD

の後は

第三弾montopeperi 個展『 北海道の伝説 』を開催いたしました。
4 / 1-5 / 18

こちらは1月2月に札幌のカフェエスキスさんで行われた、「北海道の伝説」を元にしてモントぺぺリさんが絵にした個展です。

sol.craft_works さん の古材を使った唯一無二のセンスとパワー溢れる額縁の魅力もすごかった。

こちらも大盛況で終了いたしまして、

只今第四弾やまつみpop- up 開催中!(5/19-6/15)

最終土日(6/14-15)は大人気ワークショップを開催いたします!

今回は熊だけじゃなくて山も積めちゃいますよ〜!!!
ご予約お待ちしています。

熊つみ @kumatumi

木彫り熊に出会うまでいったいどんな仕事をしてこられたのか
これまでのWorksを一気にご覧いただけます。

北海道に根差した山々や動物たちや暮らし
3Dプリンタという技術を使って、新たな楽しみ方を提供しています。

稜線の向こうに何が見えるか楽しみに山を登るように、
積み重ねきったらどんな気持ちになるか、まずは確かめるつもりでトライしてみてください。

以下やまつみさんの投稿文章引用です。

やまつみ・しまつみ・こつみ の他、
キタキツネ・シマエナガ・シマフクロウ・木彫り熊の
北海道アニマルたち

「気になってたーー!」という方は、
この機会にぜひ体験してみませんか?

やまつみの販売スタートから17年目。
このような素晴らしい機会をいただきました🥹✨

北海道の山を中心に、展示しています⛰️🏔️🌋

期間中は、アウトドアグッズの販売もあります。
 YAMAtune (ヤマチューン) @yamatune_jp
Simply Wonderful @shiro_simplywonderful
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。

第五弾はアーティストインレジデンスベアフットのフジサンが帰って来てくれますよー!!!

純子 fujisan  個展

collage

6月16日から7月11日

北海道二海郡八雲町 kodamado  28gallery 

21、22日在廊 ワークショップも開催!

⚪︎第六弾7月12日13日は名古屋Haseさんが今年も八雲に来てくださいます。

今年はkodamadoに岡歩さんと山口一郎さんが12日に在廊され、大住潤さんは作品を出品してくださいます。

⚪︎同日NEXCOのイベントでパノラマパークにてクマまつりが2日間だけ帰ってきます!

トークライブやワークショップも開催予定。

その後は7月にはもう一つポップアップ。

⚪︎8月には江別蔦屋書店への出店。

⚪︎札幌ドーム大ほっかいどう展へ委託。

⚪︎福岡大丸催事出店。

⚪︎8月から11月にかけて長野の八ヶ岳高原ヒュッテにてポップアップ出店

というところくらいまで決まってきています。

まだまだ言えない予定がぎっしり‼️

詳細はまた追ってお知らせいたします!

では去年のクマまつりの振り返り!前回は、10月のイベント全部書いてしまおうとしたら、途中で力つき

鈴木吉次展(〜11.4)と2024.10.13 山美湖(ヤマビコ)&鉱山巡りツアーのところまで書きました。

今回は2024.10.27日に開催した、山美湖&鉱山巡りor雄鉾岳頂上コース。急遽旅行の予定が締め切りギリギリ25日にキャンセルになったため参加した雄鉾岳頂上コースの様子から。

そうでした。思い出した。

自分でもびっくりしたんだった。急に旅行の予定がなくなったからって、上級者コースにこのポンコツ初心者の私が急に申し込んじゃうんだから。

前回の山美湖コース初級と言いつつ、経験者の方が「こりゃ初級じゃないわ」と言われていたし、ヒーヒーついていっていたし、終わった後は、丸三日筋肉痛に悩まされていた。

二週間前のあの痛みを忘れたわけではなく、結構厳しい戦いになることはわかっていたのだけれど、

この時の私は、二週間前についたであろう筋肉があるうちに登っておかなければ、もう二度とチャレンジしないかも知れない。と思っていたので絶好のチャンスを逃すまいとほぼ迷わず申し込んでいて、自分でも驚いていた。

あと、町から見えるあの雄鉾岳に登ったんだぜ。と指差して言いたかった。

山美湖は見えないのでそれを言うことはできないのだ。

苦しいけれど、雄鉾岳に登ってみて、人生観が変わるのか、クマを見て山岳を感じることができるのか、向こう側に行ってみたいと言う気持ちがあった。

当日は山美湖&鉱山巡りor雄鉾岳頂上コースどちらのチームも朝7時集合。最初に集合写真を撮ったのでみんな元気!

前回山美湖がとても楽しかったので絶対行ったほうがいい!!!と伝えて今回参加の姉のみき。ここでお別れです。

ヤマツミ、クマツミの渡辺さんこの年の3月に知り合ったばかりだけど、イベントに全参加してくれてて、八雲の人だよね?って勘違いしちゃうくらい会ってた。地元の友達よりも会ってる笑。

経験者の人ばかり。のこっちに行って私大丈夫かしら。。。分かれた瞬間から、山美湖とは空気感が違って、ピリッとした。これが山か。

最初は人が多かったけれど、どんどん遅れて、早いチームと遅いチームに分かれ、もちろん私は最後尾チームに。付き合ってくださった方が数名。私を励ましてくれた。

はー!雄鉾岳がどんどん近くになってくる!!!

写真を見るとこの時のひんやりとした冷たい空気を思い出す。でもずっと歩き続けているし、上がったり下がったり信じられない大きさの丸太を体全体でまたいだりしていたので汗だく。

自分の体で登るしかない!と言う危機感から、無駄なことを考えず、ただひたすらにここをどう乗り越えるのかを考え、体を動かす。すごい生きてる感じがする。常に忙しい。

集中して頭が真っ白になるのは熊を彫る時と似ていた。

辛さと忙しさ、仲間との連帯感は不思議とみみづりと似ていると思った。

今回も熊も連れて行っていた。

人気が出て嬉しい。

マンモスの木と名付けたところ。

雄鉾岳には鈴木譲さんがつけたという、「神経痛トラバース」とか「落石ルンゼ」とか名のついたスポットがある。

言い続ければ名付けの親になれるかも知れない笑

自分で撮っているのかと思いきや、渡辺さんや青ちゃんにお願いして置いてもらって、さらに撮ってもらっている。

私は熊を出すのだけで必死。もうそこに行けない。

川の始まりのところで水を飲んだり、山はどんな美術館よりも綺麗なんじゃないかと思う感動があった。

多分神経痛トラバースというところから山美湖を撮影。

おーい!とか笛を吹いたりしてたけど聞こえなかったらしい。

YAMAPという山のアプリで今回参加された頂上まで行った方の投稿を見たらで山美湖休憩している山美湖チームが写っていて面白かった。

落石ルンゼの途中で青ちゃん先生の判断によりタイムアップ!ここを頂上とするー!!!

最後一緒に登っていた佐藤さんの自作のクマちゃんと撮影し下山。初心者とは思えない上手さ!

頂上まで行った湯地さんの写真を拝借。ここまで行くと、日本海側が見られるらしい。今度は行ってみたい!

ちょっと今回自分の写真が載せるに耐えられないほど汗かいて疲れていて載せたくないのですが、

渡辺さんがせっかくいっぱい撮ってくれたので、ギリギリアウトだけど、一枚だけ載せます。

最初の姉とのツーショットの張りがない。帽子に。

無理やり笑ってるけど、目の奥死んでる!!!!!!

辛そうな私を笑ってやってください。

なんかかわいそすぎて笑っちゃう!!!!笑

登山私のせいで登頂できなかった一緒に登ってくれた方達が本当に優しいし、励ましてくれるし、申し訳なかったけど、なんという優しい世界なんだ。マジで全員優しい。

上級者の人たちも初心者なのにチャレンジしてすごいよー!あれ行けたら他の山は楽勝だね!とか次はもっと体力つけて、頂上目指そうねとか声かけてくれるしさー。

ただただ辛そうな顔して、自分の体で登って、自分の体で下山する事しかできなかったことに、情けないわー。と思い、ほんと体力つけないと余裕がなくて人間的に優しくなれないんだ!と思いました。

人に優しくなれるようになりたい。

人のこと大好きになれるし、尊敬できる。なんだかとってもいい経験になった。

あれ以降、本当に体力つけたくて、食事の栄養をアプリで管理したり、スクワットや筋トレを始めた。

運動嫌いだからこんなこと始めたいと思うなんてびっくり。

辛いけど、また挑戦したい。山は不思議だー!!!

次はクマまつり終了後2024年11月24日〜12月22日まで行っていた最後のkodamadoギャラリーでの展示
「千代昇展」「岡島太展」について。

私は4年習い、今回千代先生に2年習った半田さんと一緒に展示をさせていただけて、とても光栄でした。

千代先生のお店の写真を見て懐かしそうにしてくださる方がいて、お願いして写真をお借りして良かったと思いました。

いつもは工房にある、特別な作品もたくさんお借りできました。

クマまつりがおわったので!とクマ以外の作品もお借りしました。

2021年の私が初めて参加したクマまつりの時にカミヤクモ321で行われたトークイベントのゲストが千代先生でした。

その時の映像が会場で流れていて、店番の時などに先生の声が聞こえると先生いる!と体が反応して、ピッ!!!と背筋が伸びました。先生がいると思うと緊張してしまうんだなー。びっくりしました。

お店に飾っていた自作のメニュー。行ってみたかった。いちじょう。

以下展示説明文。

千代昇氏、岡島太氏は八雲の熊彫でありながら、鳥など熊以外の動物のほか、仏像も彫っていました。

千代昇(1934年ー)

号は「千代」「千ョ」「一浄」「千風」「朴念」。

樺太に生まれ、中学1年生の頃に家族で帯広に移りました。

高校卒業後は中学校の教員として3年間ほど勤めたのち、函館に移りバーテンダーとして再出発。

30歳の頃、八雲に出店し、77歳で店を閉店するまで飲食店を営みました。

店を営む傍ら、50代後半から八雲町公民館が開催する木彫り熊講座に参加。10年間ほど講座生として学びます。

その後、休止していた木彫り熊講座の4代目講師を引き受け、

2013年(平成25年)から2023年(令和5年)までの11年間、講師を務めました。

現在も自らの工房で木彫りに取り組んでいます。

岡島太(1914-2002年)

八雲の祖父の家に生まれました。鷲ノ巣入植ののち、小学5年生の頃から開墾を手伝って過ごします。

軍隊には2度にわたり招集され、31歳の頃に終戦を迎えてからは家業の酪農に従事します。

その傍ら、大工・板金の腕前を認められ、黒岩橋など各所の橋の建設にも携わりました。

八雲町の熊彫・引間二郎から畑地を購入した際、敷地内の小屋には引間さんの作りかけの木彫り熊が残されていました。

それをきっかけに61歳の頃から熊彫りを始めます。

他の熊彫の作品を見ながら独学で木彫りに取り組み、熊のほか牛や馬、大黒様などの数多くの作品を制作しました。

こういう熊を作っていたとは新発見!

柴崎風も作っていたんだ!おでこのシワぁ!!!!

少年とレトリーバー。

五百羅漢像

少年の頭の丸みが大黒様の頭の丸みと似ていることを発見してたまらない気持ちに。

酪農家をしていたので牛に並々ならぬこだわりを感じる。素晴らしすぎる。

岡島さんは私の祖母の兄です。

取材に親戚の岡島家にお邪魔をしてとても良くしてもらいました。

ご本人も息子さんもなくなっていたので詳しい話は聞けなかったのですが、沢山の作品と道具などが今でも残っていて、沢山展示することができました。

この制作意欲の情熱!!!!!生きている時にもっと色々見ておくんだった!!!と悔やまれます。

この作品を作るのを単純に楽しんでいて、研究している感じが私にはわかる!!!宝物を見つけた。と思った。

こんなに彫っていたなんて知らなかった。研究熱心だったんだなぁ。

展示をすると、やはりみんな声を揃えて「いい!!」と言ってくれる。

見たことない手作りのものが密かに沢山あって、一気に出てきた。

コツコツコツコツ作ってきたんだ。

岡島さんが、私が小さい頃自宅に大黒様を作って持って来てくれていたのを思い出します。とても優しいおじいちゃんでした。

最近施設にいる祖母に木彫り熊を見せに行きました。

喜んで、「可愛い可愛い、おめぇが彫ったの?すごいすごい、おじさん(岡島太さん)が見たら喜ぶわ〜」

と褒めてくれて、施設の働いてる方にまで見せてこいつが作ったんだ凄いだろと言って、もっと沢山の人にに自慢しようとしてくれて嬉しはずかしでした。

おばあが喜んでくれてよかった。

この展示をするにあたって、久しぶりに親戚が近くなってとても嬉しかった。やっててよかったなと思う。

頑張ったご褒美いただけました。

私ももっと沢山彫ってみようと思います。

こんなところで今回のオシャボはお開きですʕ•ᴥ•ʔ

クマまつり振り返りが全て終わってよかったー!!!!

長い文章を読んでくれてありがとうございました!!!!