やっほー!ゆきこだよー!しげちゃんオマージュが決まったところで今回のオシャボスタートです!
オシャボってなんだべ???って思った方はぜひはじめからどうぞ!
12月2日、3日に原点回帰だよ!クマまつり0!ZEROが無事終了いたしました。
お越しくださった方はもちろん、応援してくださった方、ご協力いただいた方全ての方に感謝いたします。誠にありがとうございました。
去年も今年も雪に見舞われ、今年は道路がツルツルだったのと、発表が本当に遅かったので道内の方はなかなか来られなかったかなーと思います。
私もこの時期は峠を越えてどこかに行く勇気は無いな。。。と正直思います。
飛行機に乗ってきてくれたいつもの顔ぶれのお客様がちらほら。情熱に驚かされました。こじんまり小さくと書いていてみなさんそれは読んでくれてるけど行くのは決めてるぜ😉って感じで「惚れてまうやろー!!」とタオルを齧って千鶴みきゆきこの3人で叫びました。
今回私は初めてチラシに載せた全ての場所に参加することができ、とっても楽しかったです!自分で言うな!って感じですが、自分で楽しくないことはやりたくないので、最高でした!
例のマスコットキャラクターには期待してなかったけど、結局めちゃくちゃおもしろかった。
私たちのクマまつりには、オタクが喜ぶマニアックさと腹から笑っちゃう面白さが同居している。
書いていてうんうん。そうそう、好き好き。と自分でも思えるイベントが出来ていてうれしい。
さてさて、去年のクマまつり後はいろいろあって灰になっていた私ですが、今回は速攻元気ゆきこ丸&秋のホタテ仕事マネーをゲットしていたのもあり、年末に東京行きを決意。
東京903会のゆく熊くる熊というイベントが毎年あって、気になりつつ見に行ってないのってどうなの???と自分を鼓舞し、
クマまつりに来てくれていた「増田さんの熊写真集(絶賛発売中)」のディレクターをしていた編集者の松本さんご夫婦に「行った方がいい。じゃあ、年末に会えるかもしれないから、良いお年をはまた今度かな?」と言ってもらったりしてめっちゃ鼓舞した。(鼓舞って言いすぎて何?ってなってくる笑)
「良いお年をはまた今度かな。。。」の一言が不思議で面白かった。頭の中にのこった。12月だけど東京の人とまた会えることがあるかもしれないのか。
クマまつりに毎回のように来てくれて、さらにオシャボもめちゃ読んでくれてる人もいてくれていて、お話をするとマブダチのようになんでもわかってくれてて不思議面白い。
東京まで行くのに初新幹線!にしてみた。
1月に入ってからだと冬休み中だからか高くて、12月20日ごろにいこっかなー!と思って、、、でも、行ってもやってなかったら意味ないなと思って、禁じ手のまだ日程発表されてないのに超絶スーパーお忙しい安藤夏樹さんにDMして聞くという悪いやつやりました。すみません。対応してくださってありがとうございます。
大体の日程を教えてもらって、21日22日で弾丸で向かうことに。木金なので安かった!
これが金土になるとクリスマスもあってそこから先が急激に高かった。。。ラッキー!
八雲が連日最高気温マイナス5℃とかそんな感じでダウンジャケットにヒートテック、手袋帽子マフラー必須。
東京最低気温プラス5℃何着てったらいいんだっけ。
結局コートにマフラーは持っていったけど、マフラーはリュックの肥やしとなった。
岩手まではうっすら雪があり、仙台から急に雪がなくなって季節が逆戻りと言う感じであたたかかくて天国だった。
名古屋から八雲に来たご先祖様はさぞ大変だったろうなと頭をよぎったりしつつ、
八雲から新函館北斗駅まで車で約1時間。そこから新幹線で4時間半。長かった!
東京駅の方に行くの初めて。まー楽勝でしょー!なんて思ったら大間違い。東京駅わけわからなすぎた。
なにあの新幹線の改札出た後にもう一回通すやつ。怖くて一回出れなかった。エスカレーター降りて右にも左にもいけず、勇気を出して一回出て、さらにもう一個改札でて、、、。
次の日、帰りの入る時もなんかチケットとピッてするやつの順番間違って3回くらい失敗したわ。。。恥ずかしい。。。うそうそ!もう大丈夫!引っかかってもどうにかいけたから!恥ずかしいだけだから。実はそんなに全然全く恥ずかしくないし!大丈夫大丈夫!全っ然大丈夫だから!!!!どんとこい!新幹線!
そんで15時頃にゆく熊くる熊の会場のギャラリークラスカに到着できる予定でなんとかこんとか電車に乗ったのですが、安藤さんからDMが。
安藤さん「お客様がお待ちです。何時につきますか?」
へ?お客さま???となっていたら
安藤さん「グレイの、、、」
えー!!!あと一駅!松本さんと青沼さんとみきに同時にLINEを!!!
ダッシュして頭から汗が噴き出す。迷って焦って変な汗も吹き出しつつなんとか到着。
たった今、もう一台のエレベーターに乗って降りちゃったとのこと。
ガーン。
グレイのスボンを履いたOさんいらしてました。
ほ???
Oさんといえば、クマまつりにこの間も来てくれていた方。熊沼というより、ずっぽりと八雲沼にハマってくれている方だ。
あの言い方だったらてっきりGLAYのJIROさんかと思うじゃん!JIROさん、初日に行くなんて、よっぽど熊にハマってるなぁ!って思っちゃったじゃーん!安藤さんにやられたよ。田舎者からかわれるの巻だよ。
大汗かいたよ。あの日八雲で会えなかったのを取り返せるかもしれないと思ってさ、頭から汗吹き出しながらコンクリートジャングルを駆け抜けたよ。どこのビルかわからなくて裏にあるなんか小学校の方まで行っちゃったよ。
って言うか、松本さんに「引き留めておいて!!!」つってLINEして松本さんにまで汗かかせちゃったじゃん。赤っ恥ッ!!!!
「かわいがり」ってやつか。可愛がられてありがてーです。
このあと、私の木彫熊を飾ってくれたり、お茶に誘っていただき晩御飯まで奢っていただいてしまうというびっくりサプライズがあったので、これくらいやってもらわないと美輪明宏さんが言っている正負の法則の、いいことばっかりになっちゃうので良かったのですが、やられたよ。みんな。
あの、木彫熊をギャラリークラスカに飾っていただくこととなった経緯(いいわけ)を少し。
小さい熊を持っていっていたんです。ギャラリークラスカのゆく熊くる熊に私の熊もあるよー!なんっちゃって!テヘペロ!ってInstagramに載せれたらいいな!って思っていたんです。
実際私の熊なんて並べて写真を撮るのも怒られるかもしれないって正直思っていたけれど、安藤さんに作った熊を見てもらいたくて、まず、みてもらっちゃお!って思って出したらそのまま置いてくれちゃったというびっくりサプライズ!
わー!って喜んでくれる方もいるけれど、
なんでこんな下手なもんがこんなところにあるんだよぉ!怒!って思う人もいると思うからめっちゃ本当はこわいんだYO!
ゆく熊くる熊に行けた感想としては、八雲の資料館ではみられないようなものも沢山あって、展示がとってもお洒落で素敵!
空間の余白と照明やっぱり大事だよねー。ってなりました。安藤さんとも沢山お話しできて、八雲にも来て頂いたことのある方とも何人かお会いできてお話できて不思議な気持ちになりつつ見てきました!行けて嬉しかったです。
次の日は、去年からずっと行ってみたかった熊谷守一美術館へ。行って良かった!
熊谷守一は仙人みたいな人と言われていたけど、人間なんだ。って言うのが伝わる展示が面白かった。本を読んでいて面白そうな人だなって魅力を感じていたんだけど、すごい好きになった。
展示室に「念ずれば花開く」って書いた書があったんだけど、娘のカヤさんがつけたキャプションに「これを見た瞬間、モリが自分で書いたのではなく、かかされたと言うことがすぐにわかった。裏にモリの字で『そんなわけあるかい』と書いてあった。」的なことが書かれていたのが印象的だった。
展示するときって、自分が携わる以上は世界観守りたいよね。
逆に、他人だからこそできる素敵な魅せ方って言うのもまたあるよね。って思いました。
午後は松本さんの奥様が時間を作ってくださったので東京ステーションギャラリーにて開催中の「みちのくいとしい仏たち」を一緒に見てきました。
同じ木彫りだけれど、入ってしまったら沼確定と思っていた仏像。ちょっと牽制していたのですが、こちらも行って良かった!
ざっくり説明すると、東北には沢山お寺がありすぎて、本来なら綺麗な上手な仏像に作り直されていくはずが、間に合わないまま、味わい深い仏像が何百年も今も祀られているんだよ。っていう展示でした。
素晴らしかった。形が可愛くて、プププってなっちゃうんだけど、辛い生活の中可愛い仏像に愚痴を聞いてもらって癒されたり、子供を幼くして亡くした母の思いを仏像に込めたりしているというキャプションに涙目になったりもした。
最後に円空仏が展示されていて、円空仏初めて本物を見たのだけれど、すごかった。
円空仏がまずあって、その後に円空仏を真似して彫ったものが三つ。
ここ何回もぐるぐる見た。
円空仏を真似して彫った三つ。。。ガンダムみたいにへたっぴーなんだけど、煤けて真っ黒、長い間これを信仰されていたと言うこと。
仏像が無いから自分で作るしかなかった、それを信仰してきたんだ。
写真もない時代、円空仏を見て記憶して帰って彫ったんだ。
もう一回円空仏をおかわりして、真似して彫った三つをみる。うんうん!似てる似てる!やりたいことわかるよ!たとえ他の人にはわからなかったとしても私にはわかる!すごく伝わった!って言いたくなる感じ。実際に言ってた。
そしてもう一つ、円空仏のうまさ。独創的な仏さんなんだなーとうっすら思っていたけれど、比べられることによって、上手さが引き立てられていた。
すーさん熊、増田熊、柴崎熊もこう言うことか!いや熊の方はわかってたんだけど、独創的の中に圧倒的な上手さがあるんだ。
シャキーン!!!!ってなって帰ってきました。(どうなったの?笑)とにかく東京面白かった。
年の瀬のお忙しいところ安藤さんや松本さんご夫婦にとてもよくしてもらいホックホクで帰ってまいりました。
遠くからクマまつりに来てくれる人の気持ち。行くのは移動とお金がかかるから大変だけど、それを上回る、二度と体験できないかも知れないから行かずにはいられない!楽しい!という気持ち、感じて、理解できて良かった。
さてさて、いよいよ来年は八雲の木彫熊がスタートして100周年!
個人的には鈴木吉次さんが作った開拓100周年のドデカすーさんみたいに何か記念になるような木彫熊は彫ってみたいなー。とうっすら思ってます。
クマまつり的には、100周年イベントは今年はなるべく早く日程調整していきたいなと考えております。町でもイベントがあるみたいなので、遠くから来てくれる人のことを思うと合わせてできる方が良いよねー。と思っています。
あ!しかし、なんと言うことでしょう宿泊施設が足りない八雲町でおぼこ荘が4月から11月まで大改修工事のため閉鎖。泊まるところがさらに減るー!!!
遠くのお客様を八雲に留めておくためにはどうしたらいいのか。。。
なんで、一般町民の1番下の下みたいな私がこんなこと気にしなきゃいけないんだよッ!!!つーの!もー!
ビジネスチャンスつっても、何時間も働いたみみづりマネーを東京で一瞬にして溶かしてしまった私には力がなさすぎるしさ。。。
来年クマまつりは最終局面を迎えます。
来年以降は逆に毎日がクマまつりって感じになるはずですが、来たいと思っていて来ていなかった方にはぜひ来ていただけるといいなと思います。
今年も一年ありがとうございました!また来年もよろしくお願いいたします!
こんなところで今回のオシャボはお開きですʕ•ᴥ•ʔよいお年を〜🐻