今年の山は超えた。

やっほー!ゆきこだよー!しげちゃんオマージュが決まったところで今回のオシャボスタートです!

オシャボってなんだべ???って思った方はぜひはじめからどうぞ!

早速本題ですが、みなさま気になっている冬眠まえのクマまつりについて。

期待させておいて大変申し訳ないのですが、青沼さん、姉のみき、私田中由希子の3人が多忙につきの都合が合わず、まだ話し合いができていません。

次の三連休が明けるまで話し合いの場を設けるのも難しそうです、去年の吹雪のクマまつりの大変さも鑑みて小さく開催したいと私個人的には思っております次第です。

もったいぶっているわけではなく、ただ単に本当に何も決まっていませんので、発表があるまでもう少々お待ちいただけると幸いです。

本当にすみません。

さあ、ここからみんな大好きオシャボ名物ゆきこの余談に参りましょう!

10月は木彫り熊講座を、宅建受験のためお休みいただき、脳みそに詰め込んでおりました。受験数日前に模試を3つほどチャレンジ。

easy、hard、中くらいの順番でやったら日に日に右肩下がりの点数になってしまい、メンタル激落ち。またかよ。。。来年も夏から秋にかけてこの辛い勉強をせねばならぬのか、、、とおもいながら、やることやってきました!今年は自己採点で予想合格点のボーダーライン上に乗れたので、もしかしたらもしかするかもしれません!合格発表までわからない!というところまでこられてよかったー!!頑張った。

そして、今年度の木彫り熊講座も10月29日日曜日で終了いたしました。今年は今までに感じたことのないくらいの酷暑、土日がびっちり講座になってしまい、週末にどこにも出掛けられず、めちゃくちゃ大変だった。

講座に通えるだけ羨ましい。と言われるかもしれませんが、正直、講座生全員一致でキツかった。休みの予定だったところも休みじゃなくなり、先生の体調もあまり良くないなか、毎回来てくれているので、よっぽどの理由じゃない限り休みにくい。。。仕事や法事などの家族の予定以外では休めなかった。

遊びに行くからという理由ではとてもじゃないけど休める雰囲気ではない。(仕事じゃないのに!!!)

89歳の千代先生。外から見るとやさしいおじいちゃん。という印象を持たれている方も多いかと思いますが、全然そんなことない。(失礼!笑)現役バリバリ。めちゃ厳しい。

ちょっと嫌な職場にあたっちゃった時くらいのストレスを感じるときもあったりなかったり、、、あったり、、、。

「ここやってみな」と言われたからやったのに

「どうしてここやっちゃったんだ。もう修復不能だから、新しいのやり始めなさい。」

ガーン。彫刻なんてやったことのない素人が、ここまで彫るのにどれだけ時間がかかったか、、、後ろ髪引かれまくり。どこが悪いのかわからない。先生がやれって言ったからやったのに、、、ヒドい、、、。

私も始めたばかりの頃はこう言われて、かなり凹んだものでした。

先生がどこがダメでやめろと言っているのかが全くわからなかった。

去年あたりから後輩たちがコテンパンに言われたあと、何を言われているかわからなかった自身の経験から、先生が何を言いたいかを通訳できるようになってきた。

先生が何を言っているかがわかってきてからが木彫りは本当に面白い。

わかるようになってくると、悩み事にすぐ答えてくれる先生の凄さがわかる。ああ!わかってくれてる!解決の糸口が見えた!と我流で完成させた時とは違うなんとも言えない嬉しさがある。通訳することによって後輩たちにも苦しさの向こう側になるべく早く出てほしい。そう思っていた。

自分である程度熊が彫れるようになったと思って、勝手に彫り進めたりしようものなら、「あーあ、やっちゃってる。」言われる。

熊の形を彫れているだけでは駄目なのだ。ガーン。

こうなってくるともうワンランク上の何言ってるかわからない状態。

自分で彫れて我流で彫るのなら、講座に来る意味がない、伝統を教えているんだから、それではだめなんだ。と天狗になっていた鼻をぐにゃりと曲げられてしまう。

天狗なので一瞬ショックを受けてしまうが、いつまでもダメ出ししてくれる存在は大きい、偉大な存在なのです。

次こうしようと思えて、それが実行できることの楽しさ。そして、未だかつて自分の理想の最高峰にはまだ出会えていない。「ダメなところを言って欲しい。言ってくれないなら講座に来る意味がない!」とこちら側も思っている。厳しい言葉が欲しいなんて、ドMなのかもしれない。

先生は、普通の人と同じように「え!?あなたが彫ったの?すごいね!!」と言うのとは全然違くなくてはいけないのだ。

先生だって嫌われたくないから「すごいね、いいね、上手だよ」という簡単な言葉に逃げてしまいたいときもあって、朝令暮改が起きるのはきっと最初は言いにくさから来ていて、次に見た時に講師たるもの厳しくしなければ!モードがONになるからだと私は解釈しています。

おかげで講座生同士も一致団結感が高まり、色々な考察をお互いにしあい、高め合える存在になっていて非常に楽しい。

先生が生徒だった頃は先輩たちもいじわるで、彫ってるところは絶対見せてくれなかったので、トイレに行くふりして盗み見た。なんて話をよく言っているので、今でよかったなと思います。

この辛さを一緒に乗り越えた講座の仲間は、かけがえのない存在。

ほんと自分だったら厳しいこと一切言えなさそうだし、あの難しさを伝えることが出来なさそうなので、講師って本当大変だと思う。

伝統を伝えると覚悟をきめて、厳しくしないといけないんだなー。

習いにくる人は「木彫り熊彫ってみたい!」とライトに参加する人も多いので、その先生の考えとのギャップも結構あったりして、そこも若干大変。

kodamadoで店番していると、よく「なんで売らないの?売らないの変じゃね?」ぐらいの勢いで言われるのですが、この調子で先生のお許しが出る気が全くしない。

一番初めに八雲で彫り始めたスタートが農業ができない冬の閑散期に彫って売ったらどう?って徳川さんが言ったのが始まりだから、そことも時代の流れで変わってきてるんだなーと思ったり。

当時は家具や日用品も自分で全部手作りする時代だから道具を使う基礎は元々ある人たちが作ってるのと、叩きのみやマサカリなんて使ったことのない現代の人が作るのではワケが違うってわけか。とおもったりもしてね。

「我流で彫るなら講座に来る意味はない。」講座で習って彫っていることへの誇り。もっと自信持とう。

こんな厳しい先生に褒められた時は、一番嬉しい。でも慢心はいけない、日々研鑽。

なので店番時の質問には「講座生は売ってはいけないと言うルールがあるんです。」という簡単な理由を言わせてもらっています。

「これでも(講座生のやつでも)全然可愛いー!欲しい!」と言われた時にそれっていくら払うつもりで言ってるんだろ。とブラックゆきこが心の中で囁いている。先生よりかなり時間をかけている、全然数が少ない私の宝物を、いくらまで出す気で居るんだろう。まさかだけど、講座生だから安いと思って言ってないよね???そんなこと、言うはずないよな?怒るかもしれないけど、言ってみ?ん?3千円なんて言わないよな?あ?って思っちゃうよね⭐︎

講座が今年度終わっちゃって寂しさ半分開放感半分!

さて遊びまくるぞー!と言いたいところですが、

ホタテのみみづりの準備の仕事で早朝2時半起きの日々。あと3週間くらいは解放されない。そうこうしてたらクマまつりからのクリスマス年末年始!

年賀状はもうやめる!オシャボで済ませる!誰も読んでないのに笑!

そろそろタイとか遊びに行きたいよー!!!パスポートが切れちゃうよー!!

修了証いただきました。
去年から始めたレリーフ
途中
完成
裏。黒い筋はカビ。
文化祭の様子。上の段の丸太からこちら側の作品群が私のもの。

そういえば、GLAYのファンの方が最近kodamadoに沢山来てくださっています。ファンの方に聞かせてもらったのですが、JIROさんがファンクラブ会員の人だけが聞けるラジオで「八雲木彫り熊資料館に行ったのと、近くのショップ、、えーとなんだっけ?あ!資料をみたらkodamadoさん」とkodamadoの名前を出してくれていましたー!!JIROさん優しいー!

その日は、あの狭いkodamadoに9人のお客様がぎゅーぎゅーで、たまたま講座生が4人揃っていて、「あのグレーの(パーカーを着た)方が佐藤さんです」と説明したところ、一瞬GLAYのファンの方が反応していて「GLAYの佐藤さん」って言ったりして笑っていたよ、とみんな大好き青沼千鶴オーナーに報告したところ「え?GLAYに佐藤さんなんて居るんだー!知らなかったー!」

ってなっちゃってあちゃー!ってなったって話はここだけの秘密ね!

絶対言っちゃ駄目だよ!

GLAYは、ジロー、テル、ヒサシ、タクローの4人!

「佐藤さん」なんて急に苗字のメンバーなんて居るはずないって普通すぐわかるんだから!

YouTuberの東海オンエアの佐藤さんって言われたら流石にわたしもへー?ってなるけど、ねぇ?青沼オーナーのメンツ丸潰れだから絶対絶対ゼーったいマル秘!お口チャーック!

こんなところで今回のオシャボはお開きですʕ•ᴥ•ʔ